結論
水槽のガラス面や底砂、流木が薄い茶色に染まるタイプのコケは、いわゆる茶ゴケ(珪藻)であることが多いです。珪藻は水槽の立ち上げ期などで出やすく、広範囲に薄く繁殖する特徴があります。
そして対策は「強い薬」よりも、次の順番が効きます。
- 見える分を物理的に落とす
- 水換えで余分を抜く
- 餌・肥料など“入れる系”を増やさない
- 水槽のリズムを崩さず待つ(これが地味に強い)
茶ゴケって何が起きてる?
茶ゴケは、ガラス面・石・流木などの平らな場所に薄く茶色くつくタイプが多いです。
また、珪藻は新しく立ち上げた水槽で出やすいことが知られていて、ろ過が安定する途中で目立つことがあります。
ポイントはこれです。
今日見えている茶ゴケは、今日いきなり生まれたわけじゃない。
水槽の状態(ろ過・有機物・水質の波)に合わせて増えたり減ったりします。
それ、本当に茶ゴケ?
次の特徴が揃っていたら、茶ゴケの可能性が高いです。
- 色:薄茶〜こげ茶
- 付き方:薄く広がる/粉っぽい感じ
- 場所:ガラス面、流木、石、底砂の表面
- 落ち方:こすればわりと落ちる
※硬い点々(緑の斑点)や、黒い毛のようなもの(黒ひげ)とは対策が変わります。
最短で茶ゴケを消す
手順1:見える分だけ落とす(ここは触ってOK)
茶ゴケは「原因を潰す前に、見た目だけでも戻したい」ってなる。そこは普通。
まずはガラス面と平面を、軽く落とします。
- ガラス:スクレーパー or スポンジでOK
- 流木・石:歯ブラシで軽く
- 底砂表面:舞い上げない範囲で表面だけ
※ここで底床を深く掘り返したり、フィルターをいじり倒すのは後回し。
物理除去は「水槽のバランスを大きく変えずにできる」ので、最初の一手として相性がいいです。
手順2:水換えは「少量を1回」から
次にやるなら水換え。
ただし、勢いで半分以上換えるより、まずは少量で整える方が失敗しにくいです(君の水換え記事の方針とも一致)。
- 目安:全体の1/4前後
- できれば:同じ曜日・同じ量で固定
茶ゴケは「余分が溜まっている」側で目立つことがあるので、水換えで調整するのは理にかなっています。
▶︎ 水換え頻度の記事
手順3:「入れる系」を増やさない
茶ゴケが出たとき、やりがちなのが
- 追加で液体肥料
- 追加で添加剤
- 追加で餌(元気づけのつもり)
この方向に行くと、水槽側がまだ処理しきれていないときに余分が増えることがあります。
ここはシンプルに「増やさない」でOK。
▶︎ 餌の量と頻度
▶︎ 液体肥料の記事
手順4:リズム固定
茶ゴケで一番コスパがいいのは、派手な対策じゃなくてこれです。
- 照明時間を毎日ブレさせない
- 水換えの量と曜日を固定
- 掃除は「やりすぎない」
- フィルターの掃除を急にしない(必要になったら計画的に)
立ち上げ直後は、ろ過の状態がまだ出来上がっていないことがあり、その途中でコケが出ることがあります。
だから、ここで水槽全体をガチャガチャ動かすより、一定の管理で落ち着かせる方が結果が出やすい。
「掃除生体」は使うならここだけ押さえる
茶ゴケ(珪藻)は、食べてくれる生体がいます。
珪藻(茶ゴケ)を含むコケの種類と、コケ取り生体の考え方はメーカー解説にも整理があります。
ただし、ここは注意。
- 目的は「ゼロにする」じゃなく手間を減らす
- 追加するときは、水槽サイズ・混泳・水質に合わせる
- いきなり大量投入はしない
それでも消えない時は?
茶ゴケが長引くときは、次をチェックします。
- 水換えが「0」or 間隔が空きすぎてないか
- 餌が「気づいたら多い」になっていないか
- 底砂に汚れが溜まりやすい運用になっていないか
- フィルター流量が落ちていないか(詰まり)
- 照明時間が日によってバラけていないか
▶︎ コケ対策 完全版
まとめ(やることは4つだけ)
茶ゴケ(珪藻)でやることは、結局これ。
- 落とす(見える分だけ)
- 換える(少量で)
- 増やさない(餌・肥料・添加剤)
- 固定する(リズム)
派手な一発逆転より、水槽が落ち着く方向の作業が強い。
この順番でやると、余計な遠回りが減ります。







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