はじめに
水槽の水が濁ると、
水槽の状態が悪いのではないかと心配することがあると思います。
- 魚は大丈夫か
- 水質が急変していないか
- すぐ何かしないといけない気がする
でも、水が濁ったときほど
一度立ち止まった方がいい場面は多いです。
このページでは、
水が濁ったときに
「触っていい場所」と「触らない方がいい場所」を
判断の基準としてご紹介したいと思います。
正解を押しつける記事ではありません。
失敗しにくい基準を知っていただくための記事です。
前提として知っておきたいこと
水の濁りは、
突然起きたように見えても
原因は少し前の管理にあることがほとんどです。
だから、
- 今日濁った
- 今日の水換えが失敗だった
と即断する必要はありません。
ここで慌てて水槽を触りすぎると、
濁りより大きなトラブルにつながる可能性があります。
濁りが出た時は、低床を触るより、
目立つ部分だけを軽く取り除く方が安定しやすいです。
自分はスポイトで必要なところだけを掃除しています。
まず最初に確認すること
魚の様子だけを見る
水が濁ったとき、
最初に確認するのは水質検査でも対策でもなく、魚の様子です。
- 呼吸が荒くないか
- 水面で苦しそうにしていないか
- 普段と泳ぎ方が違わないか
ここに異常がなければ、
今すぐ大きく動く必要はありません。
水が濁ったとき「まず触らない方がいい場所」
1.衝動的に大きな水換えをすること
濁りを見ると、
一気に水を換えたくなります。
ですが、
- 一度に大量
- いつもと違うタイミング
での水換えは、
水質をさらに不安定にします。
水換えは必要な管理ですが、
濁った“その日”に大きく変える判断は慎重にしなくてはいけません。
水換えの考え方は、
▶︎ 水換えの頻度の考え方
で解説しています。
2.添加剤や薬品を入れること
濁り=何か足りない
と考えてしまうと、
添加剤に手が伸びがちです。
ですが、濁りの多くは
- 有機物の増加
- バクテリアの変化
といった原因で起きます。
この段階で何かを足すと、
状況が読めなくなります。
3.餌の量をその場の判断で大きく変えること
餌と濁りは無関係ではありません。
ただし、急にゼロにしたり極端に減らす必要はありません。
濁った原因が餌にあるかどうかは、
少し時間を置いてから判断する方が確実です。
餌については、
▶︎ 餌の量と頻度についての記事
で詳しく書いています。
水が濁ったとき「触っても問題ない場所」
1.底に溜まったゴミを軽く除去する
底床に目立つゴミや残りがあれば、
軽く取り除く程度なら問題ありません。
- 大掃除はしない
- 全体を掘り返さない
ここがポイントです。
2.水槽を「見る」こと
濁りが出た日は、
何かを変える日ではなく
情報を集める日にしています。
- 白濁か、黄ばみか
- 一気に濁ったか、徐々にか
- 直前に変えたことは何か
この整理が、
後日の判断を楽にします。
濁りの種類で、見るべき方向は変わる
白っぽく濁るとき
白濁は、
水槽内のバランスが切り替わる途中で起きやすい状態です。
- 立ち上げ直後
- 管理を変えた後
この場合、
触りすぎないこと自体が対策になります。
黄ばむ・くすんで見えるとき
徐々に黄ばんでくる場合は、
有機物が溜まってきているサインです。
このときは、
後日あらためて
- 水換えの間隔
- 餌の量
を見直します。
落ち着いてから見直すポイント
数日様子を見てから、
- 餌の量と頻度
- 水換えのリズム
- 肥料や添加物の有無
を順番に確認します。
コケが同時に出ている場合は、
▶︎ コケ対策の完全版
から全体像を見直すのも有効です。
まとめ
水が濁ったときは、
- すぐに足さない
- 勢いで大きく変えない
- 状況を観察する
この3つを守るだけで、
失敗する確率はかなり下がります。
水槽トラブルは、
即効性よりも 判断の順番 が重要です。
このページが、
落ち着いて水槽を見るための助けになれば嬉しいです。






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