はじめに
水槽にコケが出ると、
どうしても頭が先に動いてしまいます。
- 何か足りないのかもしれない
- 管理を間違えたのかもしれない
- すぐに手を入れた方がいい気がする
でも実際には、
コケが見えたその日の行動が、状況を良くも悪くもする
という場面を何度も見てきました。
このページでは、
コケが出た直後に
「触っていい場所」と「触らない方がいい場所」を
判断の順番として整理します。
何かを勧める記事ではありません。
余計なことをしないための考え方をまとめたものです。
まず前提として知っておきたいこと
コケは、
その日に突然生まれるものではありません。
見えるようになっただけで、
原因はすでに数日〜数週間前から積み重なっています。
だから、
- 今日コケが出た
- 今日の管理が悪かった
とは限りません。
この前提を無視すると、
必要以上に水槽を触り続けてしまうことになります。
コケが出た日に「まず触らない方がいい場所」
1.餌の量を急に変えること
コケと餌の量は、確かに無関係ではありません。
ただし、出たその日に極端に変える必要はありません。
急に減らすことで、
- 魚の動きが変わる
- 水槽の雰囲気が崩れる
といった別の変化が出ることがあります。
餌の見直しは大切ですが、
それは落ち着いてからやる判断です。
餌については、
▶︎ 餌の量と頻度についての記事
で整理しています。
2.液体肥料や添加剤を追加すること
コケが出ている時点で、
水槽内は「何かが足りない」状態とは限りません。
ここで、
- 水草のため
- 栄養不足かもしれない
と考えて何かを足すと、
反応が早いものが先に増えます。
それが水草とは限らない、
というのは一度経験するとよく分かります。
液体肥料については、
▶︎ 液体肥料は本当に必要かを整理した記事
にまとめています。
3.衝動的に大きな水換えをすること
水換え自体は、必要な管理です。
ただし、
- コケを見た勢いで
- 一度に大量に
という動かし方は、
水槽全体を揺らすことになります。
水換えをする場合でも、
いつもと同じ量・同じ感覚を崩さない方が安全です。
水換えについては、
▶︎ 水換えの頻度の考え方
で詳しく触れています。
コケが出た日に「触っても問題ない場所」
1.目に見えるコケを軽く取り除く
ガラス面や装飾物についたコケを、
軽く落とす程度であれば問題ありません。
- スクレーパーでこする
- 外せるものを洗う
この作業は、
水槽の中身を大きく変えません。
2.水槽の状態を観察すること
コケが出た日は、
何かを変える日ではなく、見る日にします。
- どこに出ているか
- 昨日と何が違うか
- 最近変えたことは何か
この記録が、
あとで判断をするときに効いてきます。
コケが出た日に、一番大事な判断
一番大事なのは、
その日は大きく動かないという判断です。
コケは、
- 環境のズレ
- 管理の積み重ね
の結果として出てきます。
一晩で何かを変えて、
一晩で解決するものではありません。
後日、落ち着いてから見直すポイント
時間を置いてから、
次の点を順に確認していきます。
- 餌の量と頻度
- 肥料の有無
- 水換えの間隔
- 照明時間
コケの原因全体については、
▶︎ コケが増える原因を整理した記事
でまとめています。
まとめ
コケが出た日に大切なのは、
- すぐに何かを足さない
- 勢いで大きく変えない
- 状態を観察する
という判断です。
後から振り返ると、
「何もしなかった日」が正解だった
という場面は意外と多くあります。
コケ対策は、
テクニックよりも 判断の順番 で差が出ます。
このページが、
余計な遠回りを減らすヒントになれば幸いです。







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